コラム

乗馬を体験する前に押さえてきたい情報を解説!主な種類や注意事項について

乗馬を体験する前に押さえてきたい情報を解説!主な種類や注意事項について

「乗馬」と聞くと、動物園や牧場などで体験する乗馬をイメージする方が多くいらっしゃるでしょう。乗馬は、小さな子どもから大人まで楽しめるアウトドアレジャーです。今回は、乗馬体験の主な種類や安全に乗馬体験をおこなうためのポイントを解説していきます。「乗馬に挑戦してみたい」という方は、まず本記事と一緒に乗馬体験の基本を押さえましょう。

乗馬体験の種類

動物園や牧場などで体験できる乗馬には、主に3つの種類があります。乗馬の種類は、「馬の操作を誰がおこなうのか」「どこで乗馬をおこなうのか」などによってわけられています。以下では、乗馬体験における3つの種類の違いを解説していきましょう。

引き馬

動物園や牧場などで見かける乗馬体験は、「引き馬」といわれる種類に当たります。スタッフが馬に指示を出して操作をおこなうため、初めて乗馬体験をする方でも安心です。10分前後の時間でお手軽に乗馬を体験することができるでしょう。

特別な服装や安全具が不要であり、小さな子どもや親子一緒でも体験が可能です。「観光の思い出として乗馬を楽しみたい」という方は、お手軽な引き馬を体験してみましょう。
近年では安全への配慮が見直され、全国乗馬倶楽部振興協会加盟のクラブでは引馬でもヘルメットの装着を義務付けています。天城ホースビレッジも加盟クラブです。

乗馬

スタッフが馬を操作する引き馬とは異なり、「乗馬」は自分の指示で馬を動かします。乗馬をおこなうためには、「馬場」と呼ばれる乗馬の練習スペースが必要になります。乗馬クラブや牧場などの、より専門的な施設で体験が可能です。スタッフが付き添いで、馬の乗り方や動かし方などを詳しく指導してくれます。安全のために年齢・身長制限はありますが、子どもも乗馬への参加は可能です。天城ホースビレッジでは小学校高学年から大人と同レベルのレッスンを受けることが出来ます。それ以下のお子様は馬に親しむことを目的とした騎乗を提供しています。

乗馬では安全のために、ヘルメットやボディプロテクターなどを着用しなければなりません。体験時間も1~3時間と長めであり、スポーツとしてしっかり乗馬を体験してみたい方にオススメの種類です。乗馬クラブへの入会を検討されている方は、入会前の下見として体験に参加してみてもいいでしょう。

1〜3時間の長時間乗りっぱなしの乗馬クラブはありません。45分が1レッスン(1鞍)とカウントします。人馬共に1時間以内に休憩をはさむのが一般的です。

トレッキング

「トレッキング」は外乗とも呼ばれており、練習スペースや施設から出て、自然の中で乗馬を楽しむことができます。景色を楽しみながらの乗馬は爽快感もあり、リフレッシュすること間違いなしです。

トレッキングを体験する際には、施設の練習スペースで基本的な練習をおこなってから、外に出かけていきます。トレッキングで乗せてもらう馬は、よく訓練された優秀な馬です。積極的にコミュニケーションをとって信頼関係を築いていけば、敷地の外でも安心して乗馬できるでしょう。

トレッキングの所要時間は、30分~3時間とさまざまです。最近では宿泊地とセットのトレッキングツアーなども多く見られます。旅行と一緒に、その土地のトレッキングも楽しんでみてはいかがでしょうか。

乗馬体験は安全に気をつけて

乗馬は楽しい体験でもありますが、同時に危険の伴う体験でもあります。馬との事故や、落馬などによる怪我に気をつけて、乗馬体験をしましょう。以下では、安全に乗馬体験をおこなう際に最低限押さえておきたいポイントを2つ解説します。

馬に気を配る

馬は警戒心が強く、臆病で繊細な動物です。ちょっとした刺激に驚いて、飛び退くなどの予想外の動きをすることもあります。馬を刺激しないように気を配りながら行動しましょう。

たとえば、「大声を出す」「急に近づく」「写真撮影でフラッシュをたく」などの行為はやってはいけません。人間の赤ちゃんと同じように捉えて、やさしく馬に接するといいでしょう。落馬や馬に蹴られるなどのリスクを避けるために、体験中は馬に配慮した行動を心がけます。

スタッフの指示をよく聞いて従う

基本的なことではありますが、スタッフの指示には必ず従いましょう。馬のことを熟知しているスタッフは、馬が驚く行為や注意すべきポイントを誰よりも把握しています。指摘されたことには必ず従いましょう。

また、体の不調により馬に適切な指示が出せなくなったり、急に倒れたりしてしまうと、馬を驚かせてしまう可能性があります。少しでも体調不良を感じた場合は、すぐにスタッフに相談しましょう。事故のリスクを避けるために、スタッフに指示を仰ぐことは重要なポイントです。指摘の内容に疑問を感じたら、詳しく質問してみることもいいでしょう。

まとめ

乗馬やトレッキングをおこなう際に気になるポイントのひとつは、当日の服装です。ヘルメットやボディプロテクターなどの安全具は、乗馬体験をおこなう牧場や乗馬クラブで貸し出しされていることがほとんどです。体験当日は、「汚れてもいい、動きやすい服装」という点だけ守れば、基本的には問題ないでしょう。安全具を正しく装着して、安全に乗馬を体験しましょう。

「天城ホースビレッジ」では、初心者の方でも乗馬を楽しめるレッスンを多数ご用意しております。「引き馬」や20分程度のショートレッスン、マンツーマンレッスン(45分)、2名同時のペアレッスンもあります。など、希望に合わせてレッスン内容をお選びいただけます。「観光がてらに乗馬体験してみたい」方から「初心者だけどしっかり乗馬をやってみたい」方まで、ぜひ当クラブの乗馬体験にお申し込みください。ご予約はホームページの予約システムより24時間空き状況の確認と予約の申し込みが可能です。

乗馬をはじめる前に知っておきたい乗り方や馬上ポジションとは?詳しく解説

乗馬をはじめる前に知っておきたい乗り方や馬上ポジションとは?詳しく解説

乗馬をはじめる際にまず覚えなくてはならないのは、乗り方です。乗馬未経験ということは、馬にまたがることも降りることもはじめての方がほとんどでしょう。乗馬中にどのようにしていたらいいのかもわからないかと思います。

そこで今回は、乗馬をはじめる前に知っておきたい乗り方や馬上ポジションについてご紹介いたします。乗馬初心者の方は、ぜひ参考にしてください。

馬に跨ることを「上馬(ジョウバ)」降りることを「下馬(ゲバ)」と言います。

乗馬の乗り方その1:乗馬の方法

まずは乗馬の方法です。地面か馬の背中に乗るまでの動作のことを指します。一見簡単なように見えるかもしれませんが、実際にやってみると。ただまたがるというだけではなく、さまざまな動作に気をつけなければなりません。以下が手順となります。

馬の横に立つ

まずは馬の横に立ちましょう。どちらでもいいように思えますが、一般的な乗馬の方法としては、馬の左に立つのが基本です。馬の左肩の横あたりがベストポジションとなります。その状態から、左手で馬のたてがみと手綱をつかみましょう。

体を持ち上げる

今度は体を持ち上げます。たてがみと手綱をつかんだ状態から、左足を鐙にかけましょう。勢いをつけるように右足で地面を蹴って、右手を使って鞍の後方部分をつかみます。そのまま力で体を持ち上げましょう。あとは右手の位置を鞍の前方部分に移動したら、またがるだけです。

通常は初心者用に踏み台を用意しているところがほとんどです。(天城ホースビレッジも夭死しております。)

鞍の上に乗る

乗ることをまたがると表現します。

右足を奥の方に動かして、鞍の上に乗ります。これで馬にまたがることができました。右足を鐙にかけることも忘れないようにしましょう。うっかりしてしまうと、走り出したときにバランスを崩してしまいます。

これが乗馬の一連の動作です。はじめのうちはバランスなどが難しく、何度もチャレンジしてようやくまたがることができるというような状態かもしれません。しかし、慣れれば一気に乗馬することが可能となるでしょう。

乗馬の乗り方その2:馬上のポジション

またがったあとの馬上ポジションは、とても大切です。乗馬中の姿勢のことで、ポジションが安定していなければバランスを崩しやすく、場合によっては危険が伴ってしまいます。馬上のポジションを確認する場合には、以下のポイントをチェックしましょう。

停止での姿勢は下記の赤字部分程度を出来るようになれば充分です。正しい姿勢を求めるあまり馬上でカチカチに固まってしまう方がいますが、馬が動くとバランスやリズムの変化によって騎乗者も動きますので、動きの中での姿勢であると認識してください。

  • 騎手の頭の位置が背骨の真上にある
  • 耳や肩、腰〜かかとにかけてのラインが一直線になっている
  • 肩甲骨が左右どちらも水平
  • 肩の力が抜けてリラックスできている
  • 腕の肩から肘の部分が地面対して垂直である
  • 肘がしっかりと曲がっている
  • 胸が充分に広がっている
  • 手首がひねられていない
  • 肘〜手〜馬の口までが一直線上になっている
  • 左右の座骨に対して均等に体重が乗っている(座骨だけでなく、座骨から太もも、膝にかけてシートに接する面全体に均等に体重がかかっていることが基本です。)
  • 足がしっかりと真下に向かってぶら下がっている
  • 膝の力がリラックスして抜けている
  • ふくらはぎがぴったりと馬の体にくっついている(騎座部分の膝から上は鞍にぴったりとくっついて、脚部分の膝から下は馬体からやや離れます。)
  • 足首がリラックスして力が抜けている
  • 足の指の付け根の部分で鐙を踏んでいる
  • かかとがしっかりと下がっている(足の裏が地面と水平になる程度が理想的です)

馬上ポジションはコツをつかむまでなかなか難しいのですが、上記のポイントがしっかりとできていれば、概ね問題はないでしょう。乗馬の最中に常に意識しなければならないというのが難しいです。はじめは不安定になるかと思いますが、次第に安定していきます。

乗馬の乗り方その3:下馬の方法

下馬というのは、馬に乗った状態から地上に降りるときの動作のことを指します。基本的な手順は、以下のとおりです。(下馬時は基本的に踏み台は使用しません)

馬を落ち着かせる

まずは馬を落ち着かせるところからです。これから下馬の動作をおこなう際に、馬が動いてしまうと大変危険です。そうならないように、馬の首を軽くポンポンと叩いて愛撫しましょう。落ち着いた状態であることが確認できたら、下馬を開始します。

左側に体を移動する

まずは右足を鐙から外します。左手は手綱を握ったまま、馬のたてがみをつかみます。右手では、鞍の前部分をつかみましょう。そのままお尻を上げたら、右足を馬の左側へと移動し、左足とそろった状態にするのです。

左足を鐙から外す

右手を今度は鞍の後ろ部分へ移動し、つかみ直します。そのまま体を鞍に乗せるような姿勢になり、左足を鐙から外しましょう。あとは、そのまま体を滑らせるようにして地上に足をつけます。

着地して馬を落ち着かせる

両足が地上につき無事着地ができたら、下馬は完了です。すぐに馬の頭をなでたり、軽く叩いたりして愛撫しましょう。下馬の最中におとなしくしていてくれた馬に対して、愛情を伝えるのです。手綱だけは離すことがないように注意しましょう。

まとめ

正しい手順を知らなければ、馬に乗ることも降りることも難しいでしょう。基本中の基本と言える動作ですので、まずはマスターすることをオススメします。また、乗馬中の姿勢も重要です。馬上ポジションがしっかりしていることで、馬への指示もしっかりと伝わるのです。そこまで難しいものではないので、しっかりと練習をして身につけましょう。

「天城ホースビレッジ」は、伊豆にある乗馬クラブです。マンツーマンでのレッスンをおこなっており、初心者の方でも、安心して乗馬を楽しんでいただくことが可能となります。まずはお気軽にお問い合わせください。
ご予約はホームページの予約システムより24時間空き状況の確認と予約の申し込みが可能です。

乗馬初心者は必見!初めてでも大丈夫?必要なものも徹底解説!

乗馬初心者は必見!初めてでも大丈夫?必要なものも徹底解説!

初心者が「乗馬」と聞くとどんなイメージがあるでしょうか。多くの方が「敷居が高そう」「お金持ちがやること」と思われているかもしれませんが、実際はそんなことなく、誰でも気軽にできます。とはいえ、初めての乗馬となるとわからないことだらけで不安になるのもよくわかります。なにが必要でどれぐらい費用がかかるのか、想像もつかないでしょう。

こちらの記事では、初心者でも乗馬はできるのか?どこで乗馬ができるのか?といったことや、用意すべきものや費用などを紹介しています。「初心者には無理なのでは・・・」と思っている方、ぜひ最後までお付き合いください。

「乗馬初心者だけど・・・」問題はありません!

初心者の方に多いのが「初めてなのですが大丈夫でしょうか?」といったお悩みですが、誰だって最初は初心者なので、気にする必要はありません。

乗馬初心者に一人で馬に乗ってもらうことは絶対になく、インストラクターに馬を引いてもらうか、馬への接し方(触り方や乗り方など)を体験することがほとんどです。馬は臆病な生き物なので、優しく声をかけたりなでたりしながらコミュニケーションをとってあげましょう。人と同じように接することで、馬も心をゆるして、ステキなひとときが過ごせるでしょう。

乗馬初心者はまず、体験できる施設を探そう

「乗馬がしたい!」と思ったら、すぐにでもやってみましょう。このタイミングを逃すと、馬と触れ合うこともなく、新しい体験を逃すことになってしまいます。

牧場でも体験できる場所はありますが、せっかくなら本格的な体験ができる「乗馬クラブ」を探してみましょう。意外と知らないだけで、近場にあるかもしれません。施設によっては無料で体験できるところもあるので、うまく活用しましょう。

乗馬にはレッスン料がかかる。

乗馬をするにはお金がかかります。初回だけ体験レッスンとして安かったり、無料だったりする施設もありますが、ほとんどの場合は乗馬レッスンで4,000円ほどはかかります。レッスン内容によって変わるので、事前に確認をしておくと安心です。

用意するものは意外と少ない!服装には気をつけよう。

事前に準備をするものは意外と少なく、汗をかいたときのための準備だけでいいでしょう。乗馬はただ乗っているだけに見えて意外とハードなので、汗を拭くタオルと飲み物があれば十分です。

それよりも、服装には気をつけましょう。服装に制限はありませんが、原則として動きやすく肌の露出が少ない格好を推奨しています。スカートや裾が広いもの、硬いデニム地のものは避けたほうがいいでしょう。どこかに引っかかったり動きが制限されたりする可能性もあり、大変危険です。オススメの服装は、下が「柔らかい布地の長ズボン+スニーカー」で、上は季節に合わせ体温調節ができるものを選べばベストです。

道具はレンタルで十分。本格的にやるときにそろえよう!

乗馬には、ヘルメットやブーツ・グローブやプロテクターといったものが必要になってきます。これらを買いそろえると、2万円~20万円をこえるものまでさまざまです。

値が張るものですし、手入れも必要なので、最初のうちはレンタルで十分です。一回のレンタル料金は一式で500円~1,000円ほどと安いので、そろえるのは乗馬を本格的にやるときにしましょう。

乗馬をすると健康面に大きな効果が!

乗馬をすることで健康面に大きな効果があるのは意外と知られておらず、ストレスの解消や癒やしの効果があります。これは「ホースセラピー」と呼ばれる、動物介在療法の一種です。

繊細な生き物である馬は、人の思いや心を察するといわれており、馬と触れ合うことでの精神的な不安解消だけでなく、乗馬をすることで身体的な健康増進にも大きな効果が期待できます。日々の生活でストレスや疲れを感じうつうつとしがちな方や、運動不足を感じている方は、ぜひ乗馬を体験し、癒やされてみることをオススメします。

まとめ

「乗馬初心者だけど大丈夫かな?」とお悩みの方は多いものですが、誰でも最初は初心者なので気にせずにやりましょう。牧場でも体験できる場所はありますが、せっかくなら乗馬クラブで本格的な体験をしてみましょう。調べてみると意外なところに乗馬クラブがあるので、もしかしたら近場で体験ができるかもしれません。

予算も体験なら安く済み、場所によっては無料で受けられるところもあります。用意するものもタオルと飲み物ぐらいで、服装は動きやすいものにしましょう。道具はレンタルで十分なので、本格的に乗馬をやるときにそろえてもいいでしょう。さらに乗馬には「ホースセラピー」と呼ばれるストレス解消や癒やしの効果があり、精神面・身体面の改善に大きく期待が持てます。

「天城ホースビレッジ」では「日本一敷居の低い乗馬クラブ」をコンセプトにしており、ご予約をいただければ、どなたでも気軽に乗馬の体験ができます。初心者から本格的なレッスンを用意していますので、乗馬に少しでも興味がございましたら、ぜひお立ち寄りください。お客様のご来場を心よりお待ちしております。

子どもの習い事には「乗馬」がオススメ?気になるメリットやクラブの選び方を解説

子どもの習い事には「乗馬」がオススメ?気になるメリットやクラブの選び方を解説

子どもの習い事と聞くと、スイミングや塾、英語教室などをイメージする方が多くいらっしゃるでしょう。実は近年、子どもの習い事のひとつとして「乗馬」の人気度が徐々に上がってきているのです。

そこで今回は、子どもに乗馬を習わせるメリットや気になる乗馬クラブの選び方など、「習い事」としての乗馬について解説していきます。「子どもが馬に興味がある」「子どもに乗馬を習わせたい」という方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

子どもの習い事に「乗馬」を選ぶメリット

小学生以上の子どもであれば、乗馬に挑戦することができます。以下では、習い事としての乗馬を習うメリットを3つ紹介していきます。

年齢や性別に左右されない

乗馬は体格や体力に関係なく、誰でも楽しむことができるスポーツです。「子どもだから大人に劣ってしまう」「女の子だから体力的に難しい」といったこともありません。年齢や性別によって、楽しみ方が影響されないということは、乗馬のメリットのひとつです。運動が苦手な子でも馬に乗ることで平衡感覚を身につけ、運動能力を向上することも期待できます。

小さな子どもはもちろん、お年寄りでも乗馬に挑戦することが可能です。おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に乗馬を楽しむこともできるのです。乗馬が家族のコミュニケーションを深めるきっかけになることもあるでしょう。

姿勢を矯正できる

スマホやゲームの利用が子どもたちにも浸透している昨今、子どもの姿勢は、親にとって気になるポイントのひとつでしょう。猫背などの前傾的な姿勢は、身体能力の低下や首・頭の痛みの原因となります。乗馬ではまっすぐとしたきれいな姿勢を保たなければ、馬の上でバランスをとることができません。そのため、姿勢の矯正ができるというメリットがあります。

体幹を鍛えることにも高い効果があり、猫背の改善に役立つスポーツだといえるでしょう。姿勢よく馬に乗ったり、自分より高い位置にある馬の顔を見上げたりといった馬との触れ合いを通して、自然にきれいな姿勢を身につけることができるのです。

動物と触れ合う

乗馬は、馬とのコミュニケーションが不可欠であるスポーツです。馬の世話をしたり、馬に合わせて自分がしたいことを我慢したりといった経験を通して、命に対する責任感や相手を思いやる気持ちを身につけることができます。

また、動物と触れ合うことで、アニマルセラピーによる癒しの効果も期待できるでしょう。子どもが密かに抱えてしまっているストレスを、馬と触れ合うことで解きほぐすことができるのです。パートナーである馬と信頼関係を築くことで、子ども自身の精神の安定にもつながります。

乗馬クラブを選ぶポイント

「子どもを通わせる場所は慎重に選びたい」という方は多くいらっしゃるでしょう。以下では、乗馬クラブを選ぶポイントを3つ解説していきます。

家からの距離

習い事として乗馬を選んだ際に気になるポイントは、家から乗馬クラブまでの距離です。定期的に送り迎えをしなければならないため、自宅からの往復時間などをみて通えるかどうかを判断しましょう。乗馬クラブは全国に多数ありますが、広い土地が必要であることから、都市部から離れた土地に作られることが多い傾向があります。まずは通える範囲に乗馬クラブがあるかどうかを確認してみましょう。

年齢制限

乗馬クラブでは、参加できる年齢に制限が設けられています。基本的に小学生以上の年齢であれば、乗馬クラブに参加することができます。ただし、クラブごとに対象年齢が前後することもあるため、事前の確認が必要です。また、年齢ごとにレッスンのレベルが異なるかどうかもチェックしておきたいポイントです。いきなり難易度が高すぎるレッスンからはじめると、子どものやる気が失われてしまう恐れがあります。
天城ホースビレッジでは未就学児は馬とのふれあいや引馬程度、小学校低学年は単独の騎乗で楽しく乗馬。中・高学年からは大人と同じレベルのレッスンを提供しています。

乗馬ライセンスが取得できるか

「乗馬ライセンス」とは、子どもでも取得が可能な資格です。乗馬クラブによってはライセンス取得を目標としたコースを設けている場合もあります。ライセンス取得を目指すことで、子どもの習い事に対するモチベーションを維持することができるでしょう。乗馬ライセンスは履歴書にも書ける、公式の技能認定です。

また、ライセンスを取得することで、競技会への参加が可能になります。ライセンスを取得できるクラブに入ることで、「習い事としてではなく、本気で馬術を極めたい」といった子どもの要望にも対応できるでしょう。

まとめ

習い事として乗馬を選ぶことは、子どもの将来の選択肢を増やすことにもつながります。乗馬をはじめたことが、馬に関わる仕事に興味をもつきっかけにもなることもあるでしょう。ジョッキーやインストラクター、乗馬クラブのスタッフなど、馬に関する仕事にはさまざまな種類があります。乗馬に挑戦することで、子どものもつ可能性をさらに広げることができるのです。

「天城ホースビレッジ」では、お客様に合わせたマンツーマンのレッスンをおこなっております。お子様でも本格的な乗馬レッスンを体験することができます。「子どもに乗馬を習わせたい」という方は、入会の前にレッスンを体験してみてはいかがでしょうか。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。ご予約はホームページの予約システムより24時間空き状況の確認と予約の申し込みが可能です。

乗馬を趣味にしたい人必見!はじめる前に知っておきたいことを解説

乗馬を趣味にしたい人必見!はじめる前に知っておきたいことを解説

乗馬を趣味にしている方は多いです。優雅で華やかな印象があるため、これから乗馬を趣味にしたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、乗馬を趣味にするためにはどうしたらいいのかわからないという方も多いかと思います。

そこで今回は、乗馬を趣味にしたい方に向けて、メリットや必要なものなど、はじめる前に知っておきたいことについてご紹介いたします。乗馬を趣味にしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

乗馬は誰でも趣味にできる?

乗馬は誰でも趣味にすることが可能です。一般的には、乗馬が趣味というのはお金持ちという印象を与えるでしょう。しかし、実際には他の趣味と変わらないほどの費用で楽しむことが可能です。たとえば、釣りを趣味にしている方ですと、餌や釣り竿、釣りスポットまでの移動やルアーなど実際に発生する費用はさまざまです。

乗馬に関しても、必要となる道具や服装をそろえたり、乗馬するための費用が発生したりするだけですので、特別高額な趣味というわけではありません。馬を所有・管理している場合は別ですが、乗馬クラブに通って趣味にするというケースであれば、費用はそれほど必要としないです。

また、年齢や性別も関係ないというのも特徴といえるでしょう。いつはじめても問題ないですし、いつまでも続けることが可能です。大人になってからでは遅いのではと思う方もいますが、決してそんなことはありません。何歳からでも気軽に楽しむことが可能です。生涯の趣味にすることができるのは、乗馬の魅力のひとつとなります。

また、乗馬はカロリー消費もそれなりですので、ダイエット効果にも期待ができるのです。そのためダイエット目的の方や、運動不足の方にもオススメです。

乗馬を趣味にするメリット

乗馬を趣味にすることによって、以下のようなメリットがあります。

体幹が鍛えられる

ひとつ目のメリットは「体幹が鍛えられる」というものです。乗馬において、姿勢は重要な部分です。猫背の状態ですと重心が前にかかってしまい、危険です。常に重心を中心に置かなければなりませんので、その意識で乗馬をしているうちに、徐々に体幹が鍛えられていきます。姿勢もよくなるでしょう。一度の乗馬で劇的な効果があるわけではありませんが、継続することで、次第に体幹は鍛えられていきます。

肩こりや腰痛の解消につながる

体幹が鍛えられることによって、肩こりや腰痛の解消につながるというのもメリットです。重心の関係で、乗馬をするうちに、自然と正しい姿勢に矯正されていきます。普段姿勢が悪く、それに伴って肩こりや腰痛が発生していた場合には、解消につながります。何も意識せずにただ乗馬を楽しんでいるだけで得られる効果ですので、日常生活への影響を考えると大きなメリットといえるでしょう。

ストレス発散になる

乗馬はストレス発散にもなります。のびのびと走り回ることができるように、乗馬クラブなどは広大な土地に設けられていることがほとんどです。自然に囲まれた環境で、風や空気を感じながら乗馬をすることは、たまっているストレスを発散させる効果があります。

乗馬を趣味にする際に必要なもの

乗馬を趣味にする際に、そろえる必要のあるものは、基本的に以下のとおりです。

ヘルメット

乗馬の際には、ヘルメットは必須となります。万が一落馬した際などに頭を守るために必要なのです。小さすぎても大きすぎても危険ですので、ジャストフィットするサイズにしましょう。安全性はもちろんのこと、通気性なども確認すると、乗馬中も快適です。

乗馬用のズボン

いわゆるキュロットと呼ばれる乗馬用のズボンも必要です。伸縮性に優れており、動きやすい素材で作られていることが特徴です。長時間乗馬していると、ズボンの素材によっては縫い目などのせいで痛みを感じることがあります。そのため、キュロットがベストです。

ブーツ

ブーツは、ロングブーツとショートブーツの2種類があり、ショートブーツの際にはチャップスとセットで使用します。ロングブーツがオススメですが、初心者の方であれば、ショートブーツとチョップスの組み合わせが比較的安価で気軽にそろえられるでしょう。素材によって値段が変動します。

手袋

手袋は滑り止めが目的です。専用のものでなくても、滑り止めがついていれば軍手でも大丈夫です。
天城ホースビレッジでは、さらなる安全の確保を目的として、ボディープロテクターの着用をお勧めしています。

まとめ

乗馬は、年齢や性別に関係なく楽しむことができます。そのため、趣味としては長く続けることができる素晴らしいものです。服装や道具など、決められているものがありますので、事前に準備をしっかりとすれば、誰でも楽しめます。馬とのコミュニケーションを楽しめるだけでなく、騎手の方にとってもいい運動になるため、運動不足の方にもオススメです。まずは一度チャレンジしてみるといいでしょう。

「天城ホースビレッジ」は、伊豆にある乗馬クラブです。初心者の方に気軽にはじめていただけるよう、敷居の低さが自慢です。これから乗馬を趣味にしたいとお考えの方も、経験者の方もお気軽にお越しください。スタッフがしっかりとサポートします。

はじめての方に知ってほしい「乗馬に向いている人」の特徴とは?詳しく解説

はじめての方に知ってほしい「乗馬に向いている人」の特徴とは?詳しく解説

乗馬をこれからはじめようと思っている方の中には、ご自身が乗馬に向いているのかどうか、気になる方も多いかもしれません。実際にやってみるのがもっとも確実ですが、はじめから向いていないのでは、試す意味もないように思えてしまいます。

そこで今回は、乗馬に向いている人の特徴についてご紹介いたします。また、向いていない方に対する乗馬を楽しむためのポイントも存在しますので、ぜひ参考にしてみてください。

乗馬に向いている人の特徴

乗馬に向いている方の特徴としては、以下の3つが挙げられます。

馬の気持ちを考えられる

馬の気持ちを考えられる方は、乗馬に向いています。当たり前のことですが、馬は機械ではなく生き物です。騎乗している際に馬をコントロールすることになりますが、馬にも感情があります。騎乗者と馬で気持ちが一致しなければ、思うように行動することは難しいでしょう。その場合、馬の気持ちに寄り添うことができるかどうかが重要です。馬の気持ちを考えた上で寄り添うことができる方は、乗馬に向いているといえます。

お世話を楽しめる

馬のお世話を面倒に思わず積極的にできる方は、乗馬に向いているだけでなく、乗馬の技術も上達しやすい傾向にあります。馬はただ単に乗るだけのものではありません。お馬のお世話や乗馬で使用する道具は常にお手入れをしておかなければならないのです。

馬のお世話やお手入れに関しては、基本的に乗馬クラブのスタッフなどがおこなうことになるものの、乗馬直後などに関しては騎乗者の方がおこなうことで、馬との絆を深めることにもつながるでしょう。

変化に強く柔軟性がある

変化に強く、柔軟性がある方も、乗馬に向いています。乗馬は屋外でおこなうものですので、その日の天候に左右されます。馬自身にも気分や体調の変化があるため、思うように動いてくれないこともあるでしょう。その際に、単に「今日は言うことをあまり聞いてくれない」で終わってしまうのではなく、スムーズに乗馬するためにはどうしたらいいのかを考えられる柔軟な方であれば、乗馬を楽しむことができるでしょう。

乗馬に向いていない人の特徴

以下に該当する方は、乗馬には向いていないかもしれません。念の為確認しておくといいでしょう。

普段運動をあまりしない人

普段あまり運動をしないという方は、乗馬に向いていないかもしれません。乗馬は馬に乗っておこなうものですので、騎乗者が運動不足であっても関係ないように思えるでしょう。

しかし、乗馬を何年もしている方であっても、乗馬中に息切れを起こすことは少なくありません。乗っているだけの状態でも、実際には筋肉を使用しているので、筋肉痛になることもあります。乗馬中は騎乗者の方もそれなりの運動量なのです。運動不足の方ですと、息切れしやすいだけでなく、酸欠になってしまう可能性も考えられます。

極端に体重が重い人

極端に体重が重い人も、向いていないかもしれません。馬は重いものに強いので、70kgほどは問題ないですし、100kgまでなら大丈夫ということもあります。しかし、それを上回る極端に体重が重い人の場合ですと、馬が重さに耐えられなくなるか、乗馬の動きに制限が生まれてしまう恐れがあるのです。標準の範囲内の体重であれば、基本的には問題ありません。
天城ホースビレッジでは体重の上限をレッスンは80キロ、引き馬は90キロまでとさせていただいております。

焦ってしまいがちな人

普段なにかトラブルなどの際に焦ってしまいがちな人も乗馬に向いていないかもしれません。馬の体調や気分次第では、思うように動いてくれなかったり、暴れてしまったりすることも少なくありません。その際に騎乗者が焦ってしまうと、思わぬ事故などを引き起こしてしまいかねません。乗馬クラブであればスタッフがサポートしてくれますが、それでも焦って制御が難しくなってしまうと危険です。

乗馬を楽しめるようになるためのポイント

乗馬に向いている人もそうでない人も、乗馬を楽しめるようになるためのポイントとしては「馬とのコミュニケーションを大切にする」ということが挙げられます。はじめての場合ですと、ついつい自分のことに意識が向いてしまいがちです。しかし、騎乗者と馬がコミュニケーションをとれていることが重要となります。

馬は言葉を話すことができませんが、耳など体の部位の動きや態度で感情を示してくれます。それらをしっかりと汲み取ってあげられると、乗馬を楽しめるようになるでしょう。とくに乗馬クラブの馬は訓練されているので、話しかけたり首筋を撫でたりするなどでコミュニケーションさえとれたら、合図に従って動いてくれるようになります。

まとめ

乗馬に向いている人の特徴は、大きく分けて3つ存在しています。そのすべてが該当する方なら安心ですが、どれかひとつでも当てはまっていれば、乗馬に向いているといえるでしょう。万が一どれも該当していなかったとしても、実際にやってみたらハマってしまうケースも少なくありません。まずは一度チャレンジしてみるといいでしょう。

伊豆の乗馬クラブである「天城ホースビレッジ」は、日本一敷居の低い乗馬クラブを目指しています。これから乗馬をはじめるという方にオススメです。乗馬に向いていないかもしれないという方も、実際に馬との時間を過ごすことで、ハマってしまうかもしれません。まずはお気軽にお越しください。

楽しいだけじゃない!乗馬をすることによる3つの効果を詳しくご紹介

楽しいだけじゃない!乗馬をすることによる3つの効果を詳しくご紹介

乗馬は自然と馬に触れることができるため、非常に楽しいものです。しかし、それだけではありません。乗馬には、そのほかにもさまざまな効果が存在しています。これから乗馬をはじめようとお考えの方は、どのような効果があるのか気になるでしょう。そこで今回は、乗馬をすることによる3つの効果についてご紹介します。乗馬の効果が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

乗馬で期待できる効果その1:精神面に対する効果

乗馬で期待できる効果として、まずは「精神面に対する効果」が挙げられます。主に期待できるのは、以下のような効果です。

癒やし効果

精神面に対する効果としては、まず「癒やし効果」です。ホースセラピーというものが存在するとおり、馬と接することによって癒やし効果に期待ができます。馬の美しい毛並みや優しい目などに触れているだけで、自然と癒やしを感じられるのです。

また、乗馬中に常歩(なみあし)と呼ばれる歩いた状態になることがありますが、このときに振動がリラックス効果を起こすのです。特別なことをするわけでなく、馬とふれあいながら乗馬を楽しむだけで、癒やされるでしょう。

ストレス発散

ストレス発散も、精神面における大きな効果です。乗馬クラブなど、乗馬を楽しめる場所は、基本的に雄大な自然に囲まれた広い環境となります。その環境に身をおいているだけでも、ストレス発散効果があるでしょう。

また、乗馬中は、風を感じて爽快感を得ることもできます。場合によっては、草原や海辺などを走ることのできる外乗では、さらなる開放感に包まれることでしょう。乗馬中は緊張することもありますが、基本的には爽快でストレス発散につながります。一度乗馬をしてみれば、すぐに実感できることです。

乗馬で期待できる効果その2:身体面に対する効果

2つ目の効果は、「身体面に対する効果」です。乗馬を真剣に楽しんでいるだけで、特別なことをしなくても、身体面に効果が現れるでしょう。代表的な効果は、以下となります。

ダイエットにつながる

ひとつ目の身体面に対する効果としては、「ダイエットにつながる」ということが挙げられます。乗馬はただ座っているだけなので、騎手の運動量は少ないように思えるでしょう。しかし、実際には全身を使った有酸素運動なのです。ジョギングと同様に、脂肪燃焼効果に期待ができます。ダイエットをしたいという方にオススメです。

体幹が鍛えられる

体幹が鍛えられるというのも、効果のひとつです。乗馬では、常にバランスを保っていなければなりません。そのことが、自然と体幹を鍛えることになるのです。はじめのうちは不安定な状態が続くかもしれません。しかし、体幹が鍛えられていくにつれて、安定してバランスを保っていられるようになるでしょう。体幹が鍛えられることで、日常生活にもプラスに働くというのが大きなメリットとなります。

肩こりや腰痛などが解消される

肩こりや腰痛などの解消効果にも期待ができます。乗馬をしている最中は、常に正しい姿勢を保っていなければなりません。慣れていくにつれて、自然と正しい姿勢をキープできるようになるでしょう。すると、姿勢が悪かったことによって発生していた腰痛や肩こりが解消されます。同時にそれは、予防にもつながることです。美しい姿勢を手に入れるだけでなく、痛みやコリを感じなくなります。

乗馬で期待できる効果その3:コミュニケーション能力の向上

乗馬によって、コミュニケーション能力の向上にも期待ができます。基本的に馬とのコミュニケーションが欠かせません。馬にも体調や機嫌の変化があるため、常に確認しながらそれでも上手に導いていかなければなりません。それが次第に、信頼関係を築いていくことになるのです。言葉ではなく、接し方などでのコミュニケーション能力が向上するでしょう。

馬だけでなく、人間同士でのコミュニケーションに関しても向上する効果に期待ができます。乗馬クラブでは、少なくともスタッフと会話することになります。レッスンがマンツーマンでない場合には、乗馬を楽しむ者同士での交流がうまれることも多いです。何気ないやり取りから乗馬という共通の趣味を通じて、次第に関係が深まっていくこともあるでしょう。その結果、コミュニケーション能力が向上するのです。ホースセラピーにおいても、乗馬を通じたコミュニケーション能力の向上をひとつの効果として挙げています。

まとめ

乗馬をすることによって、精神面や身体面など、さまざまな部分に対して効果が期待できます。もちろん効果には個人差があるものの、少なからず乗馬を続けることで実感することができるでしょう。どれも素晴らしい効果ばかりですので、乗馬をして実感してみることをオススメします。

伊豆にある乗馬クラブである「天城ホースビレッジ」は、初心者の方にでも乗馬を楽しんでもらえるよう、日本一敷居の低い乗馬クラブを目指しています。レッスンはマンツーマンでおこないますので、気軽に乗馬をはじめていただけるでしょう。スタッフがしっかりとサポートしますので、ぜひお越しください。ご予約はホームページの予約システムより24時間空き状況の確認と予約の申し込みが可能です。

乗馬で使用する鞍の種類や失敗しない選び方のポイントとは?詳しくご紹介

乗馬で使用する鞍の種類や失敗しない選び方のポイントとは?詳しくご紹介

乗馬ではさまざまな道具を使用することになりますが、その中でもとくに欠かすことができないのが「鞍」です。そもそもなんのために必要なのかなど、存在自体は知っていても詳しくは知らないという方は多いでしょう。そこで今回は、乗馬で使用する鞍の種類や失敗しない選び方のポイントについてご紹介いたします。ぜひ参考にしてみてください。

乗馬における「鞍」とは

乗馬で使用する鞍は、馬の背中部分に取り付けて使う道具です。乗馬の際に、そのまま馬に乗ることは可能ですが、安定性に欠けてしまいます。鞍を取り付けることによって、安定した状態で馬に乗ることが可能となるのです。バイクでいうところの「座席」に該当する部分といえるでしょう。

鞍だけでなく、基本的には「鐙(あぶみ)」と呼ばれる道具とセットで使われます。鐙は鞍に乗った際に、足を固定するための道具です。足をそのまま自由にしていると、不安定になる原因となるでしょう。鐙に足を乗せておくだけで、さらに安定します。バランスを保つためにも必要ですし、馬に乗る際の足がかりとしても使われています。鞍も鐙も安定して馬に乗るための道具です。

そのほかにも、馬に乗った回数を表すときの単位としても使われています。たとえば乗馬を50回したことがあった場合に、50回とはいいません。50鞍というのです。これを「鞍数」といいます。乗馬をしている人に対してどのくらい乗っているか尋ねる際には、「いま何鞍くらいですか?」のようにいうのが一般的です。鞍数は回数のカウントですので、時間は関係ありません。(通常乗馬クラブでは1鞍は45分です)1回の乗馬時間がどれだけ長くても、1鞍というカウントになります。

乗馬で使用する鞍の種類

乗馬で使用される鞍は、いくつかの種類が存在しています。代表的なものとしては、以下の3種類が挙げられます。

オールパーパスサドル

まず1つ目は、「オールパーパスサドル」です。総合鞍とも呼ばれているタイプです。乗り心地が快適で、さまざまな乗馬シーンにぴったりですので、幅広く活用することが可能な鞍です。パネル部分が大型設計されていることにより、初心者の方だけでなく、競技ライダーに関してもオススメできるというのが最大の特徴といえるでしょう。オーソドックスな鞍です。
障害用(ジャンプ競技用)やエンデュランス用のサドルもあります。

ドレッサージュサドル

2つ目の鞍は「ドレッサーパスサドル」です。馬場馬術用の馬場鞍とも呼ばれています。オールパーパスサドルと比較すると、アオリの部分が長く設計されています。それによって、馬とのフィット感やコンタクトを感じやすいというのが特徴です。馬場馬術という競技においては、騎手の方は座った状態で騎乗することが多いため、アオリが長くなっています。

ビギナーズサドル

その名のとおり、初心者の方のための鞍が「ビギナーズサドル」です。はじめての乗馬の場合にはやはり不安定さを感じてしまうでしょう。それでも安定して騎乗することができるように、ハンドルやニーグリップなどが備わっているというのが特徴です。いきなりオールパーパスサドルでも問題はありませんが、不安が強い方には、ビギナーズサドルがオススメです。

乗馬で使用する鞍の選び方のポイント

乗馬で使用する鞍を選ぶ際のポイントとしては、「目的は何か」というのが挙げられます。鞍の種類は目的ごとに存在しているので、目的にあっていない鞍を選択してしまうと、パフォーマンスに少なからず影響してしまう可能性が考えられるでしょう。

鞍の種類以外にもサイズ(インチ)も体に合ったものを選ぶ必要があります。
たとえば、オールパーパスサドルは、さまざまな用途に対して問題なく使用できます。しかし、馬場馬術が目的であった場合、ドレッサージュサドルよりもパフォーマンスが劣ってしまう恐れがあるのです。目的に合った鞍を選択するようにより、そうした問題もなくなります。ただし、初心者の方ではその判断が難しいでしょう。購入時には、スタッフなどに確認をしながらベストな選択をすることをオススメします。

また、実際に使用してみることも大切です。どこでもできることではありませんが、鞍の試乗サービスを実施しているお店も存在します。そのお店であれば、購入前に試乗が可能ですので、実際に乗馬で使用してみた上で決断することが可能です。

早く乗馬をしたい気持ちがあるかもしれませんが、鞍に関しては納得できるものが見つかるまでは、じっくり丁寧に探すことをオススメします。試乗に関しても、複数回試した上で問題ないかチェックするといいでしょう。

まとめ

鞍は、乗馬をする上で欠かすことのできない道具です。いくつかの種類が存在していますので、目的に合った種類の鞍を選択することになります。万が一目的があっていない鞍を使用した場合には、乗馬ができなくなるということはありません。ただし、パフォーマンスに影響してしまいますので、目的に合った鞍を選択するようにしましょう。

一式40万〜70万と高額な買い物になりますので、専門の知識を持ったアドバイザーの意見を参考にして選んでください。

「天城ホースビレッジ」は、静岡県にある乗馬クラブです。日本一敷居の低い乗馬クラブを目標としているため、一見敷居が高いように感じてしまいがちな乗馬を気軽に楽しむことが可能となります。初心者の方も大歓迎です。鞍に関するアドバイスも可能ですので、まずはお問い合わせください。ご予約はホームページの予約システムより24時間空き状況の確認と予約の申し込みが可能です。

乗馬ライセンスって何?難易度や試験内容などの基本情報を解説

乗馬ライセンスって何?難易度や試験内容などの基本情報を解説

乗馬クラブに所属している方なら、一度は「乗馬ライセンス」という言葉を聞いたことがあるでしょう。ライセンスとは乗馬技術を測りたい、競技会への出場資格を得たいという方が挑戦する資格のことを指します。乗馬に関する資格には、いくつか種類があります。

本記事では、初心者からでも挑戦できる「乗馬ライセンス」について、その難易度や試験の内容を詳しく解説していきます。受験を検討されている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

2022年より全国乗馬倶楽部振興協会の乗馬技能認定は実施や各級の認定レベルの見直しが行われましたので詳しくは振興協会のHPを確認してください。

乗馬における「ライセンス」って?

取得できるライセンスや資格には、主に2つの種類あります。ひとつは乗馬の技術を見る「乗馬技能認定」です。通称「乗馬ライセンス」と呼ばれており、乗馬の振興を目的としています。もうひとつは日本馬術連盟の認定する「騎乗者資格」です。騎乗者資格は競技会へのエントリーの際に必須とされている資格です。

乗馬クラブなどでよく耳にするライセンスとは、「乗馬ライセンス」のことを指しています。以下では、乗馬ライセンスの基本情報を詳しく解説していきます。

乗馬ライセンスとは

乗馬ライセンスとは、現時点での乗馬の技能を測り、その先の目標を見つけるためにつくられた民間の資格です。5級から1級まであり、2級以降に合格すると、級ごとに顔写真付きの認定書カードが発行されます。試験は実技と筆記で構成されており、乗馬クラブなどが会場となります。3~5級は民間の「全国乗馬倶楽部振興会」が認定をおこなっています。

乗馬における基礎能力を身につけているかを見るため、趣味として乗馬を楽しんでいる方でも気軽に挑戦が可能です。一方、2級以降は民間の資格から「日本馬術連盟」の資格へと移行します。より専門的な内容を問われるようになり、試験内容も競技別にわかれていきます。「本格的に乗馬の世界にのめり込みたい」という方は、ぜひ2級以降に挑戦してみてください。

級ごとの試験内容

以下では、乗馬ライセンスの級ごとに具体的な試験内容や難易度を詳しく解説していきます。

5級

合格率が90%以上とかなり高く、乗馬クラブの会員にならなくても取得が可能です。もっとも速度の遅い歩法である「常歩(なみあし)」と馬の走る速度に合わせて体を動かす「軽速歩(けいはやあし)」の技能をメインに、実技試験をおこないます。筆記試験では、馬体の名称や手入れの方法などについて問われます。3日程度で資格を取得できる短期コースなどを用意している馬術クラブもあります。

4級

4級までは、比較的簡単に取得が可能だといわれています。実技試験では3拍子で歩く「駈歩(かけあし)」の技能を見られます。速歩よりも難易度が高めであるため、試験に向けた練習が不可欠です。筆記試験では、馬の経路や馬具の名称、号令の仕方などについて問われます。比較的簡単だといわれていますが、3級への挑戦も見越して、厳しめに評価する乗馬クラブもあるようです。

3級

3級は通常の「3級」と「障害3級」の2種類にわけられています。通常の3級では横木の通過や、輪乗り・八の字乗りといった「図形運動」の技能を見られます。一方、障害3級では、設置された障害を飛び越す「障害飛越」の技能がメインです。どちらも4級までと比較すると、かなり難易度が上がっています。筆記試験では4級までの内容に加えて、蹄の名称や運動の図形について問われます。

2級

2級は「馬場2級」と「障害2級」の2種類にわけられています。2級はかなり難易度が上がり、馬術の領域に入っていきます。馬場2級では「日本馬術連盟第2課目」という規定に沿って演技をおこなわなければなりません。

また、障害2級では、高さ110㎝の障害やダブル障害といった難易度の高い障害が設置されます。2級は取得すると、B級ライセンスへの移行ができ、競技会へ出場する資格を手に入れることができます。

1級

1級は2級と同様に、「馬場1級」「障害1級」の2種類にわけられています。馬場1級は規定される演技の難易度が上がり、障害1級では110㎝以上の障害物が7割を占めるようになります。馬術を極めたいという方がチャレンジすることを想定した難易度のライセンスです。2級を取得したら日本馬術連盟のライセンスに移行し、1級は受けないという方もいらっしゃるようです。

まとめ

ライセンスを取得することで、経験者向けのホーストレッキングに申し込めたり、自分の騎乗レベルを証明できたりといったメリットがあります。「公式大会への出場資格がほしい」という方はもちろん、「乗馬をもっと楽しみたい」という方も、ぜひライセンスの取得に挑戦してみましょう。また、ライセンスはれっきとした資格であるため、就活の際に履歴書に記入することができます。他者との差別化や会話の糸口として利用することもできるでしょう。
当クラブでは5級と4級の認定試験を実施しています。

「天城ホースビレッジ」では、乗馬ライセンスの認定証を発行しております。協会認定のインストラクターにより指導・採点をおこないます。ライセンスの取得をご希望の方は、希望日の5日前までにお申し込みください。ライセンスをはじめ、乗馬に関することはお気軽にご相談くださいませ。ご予約はホームページの予約システムより24時間空き状況の確認と予約の申し込みが可能です。

乗馬初心者必見!ムチの役割と注意点について分かりやすく解説

乗馬初心者必見!ムチの役割と注意点について分かりやすく解説

乗馬をおこなう上で、馬に指示を伝えるために利用するのが、ムチです。初心者の方にとっては、手綱を持ちながらムチを動かすのが難しいと感じている方や、ムチを入れるのはかわいそうと感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、ムチの役割や使い方、さらに初心者向けのムチの選び方についてご紹介します。

ムチの役割について

ここでは、ムチの役割についてご紹介します。

ムチの役割とは?

ムチは、馬の闘争心を引き出すために使用すると考えている人が多いのですが、馬は痛みによって速く走ることができるわけではありません。ムチの役割には、ラストスパートの合図を送る役割と、馬をしっかりとコントロールするという役割があります。とくに競走馬は、ムチが入ることでより速く走ることを訓練によって教え込まれているので、ゴール直前のラストスパートの合図としてムチが使用されます。

また、馬は疲れているときや、全力で走っているときには、まっすぐに走ることができません。そのほかの馬や障害物との衝突を避けるために、ムチを使用して馬の進行方向をコントロールするという役割があります。
そのほかにも、脚扶助だけでは馬が反応してくれないというときに、騎乗者の指示に集中することを促すため、肩やお尻を叩いて刺激するという役割もあります。

競馬では、使用制限がある?

>ムチを使用することは、馬に痛みを与えることが目的ではないとはいえ、古くからのその賛否が問われてきました。とくに動物愛護に力を入れているイギリスでは、ムチを使用する回数や使用法について厳しく定められています。競馬の国際協約では、馬の脇腹への使用を禁止することや、馬がケガをしてしまうほどの使用を禁止することが定められています。日本の競馬では、ムチの回数制限が1レースまでで10回までとされています。

ムチの種類と選び方

ここでは、ムチの種類と選び方をご紹介します。

ムチの種類

ムチの種類には、短鞭・長鞭・追い鞭という3種類があります。短鞭は、その名の通り一番短く、50cmから70cmとなっています。初心者が使いやすいムチであることから、比較的手に入れやすい価格帯のものが多い傾向にあります。長鞭とは、長さが1mくらいある細くて長いムチです。短鞭でムチの使い方が慣れてから、長鞭の使い方を練習するのがオススメです。

追い鞭とは、長鞭よりもさらに長い160cm以上もあるムチです。馬に乗っている騎乗者が使用するためではなく、馬を運動させたり調教させたりするときに、補佐として使用します。

ムチの選び方

初心者の方は、馬の肩に添えられるくらいの短鞭からはじめるのがオススメです。臆病な馬や癖のある馬の場合には、ムチが視界に入っただけでも馬が気にしてしまう場合もあるため、短めからスタートするのがよいでしょう。

また、初心者の方は、しなりのよさではなく、持ちやすさを考慮して選ぶのがオススメです。手に馴染みやすいもの、しっくりとくるものを選んでみましょう。慣れないうちには、ムチを落としてしまうことも多いため、リストループがついているものを選ぶのがオススメです。

乗馬に慣れてきたベテランの方は、握り心地や、バランス、長さ、しなり具合などを、馬に合わせて選ぶようにしましょう。

ムチの使い方と注意点

ここでは、ムチの使用方法と注意点をご紹介します。

ムチの使い方

短鞭の場合には、手首のスナップをきかせて、肩にあてます。短鞭は、鳴っている音に馬が反応するともいわれています。そのため、極度に反応してしまう馬でない限りは、「バチン」という音が鳴る程度に、ムチの向きと振る角度を調節してみましょう。

長鞭は、ムチの先を馬のお尻に向け、手首のスナップをきかせて馬の筋肉を刺激します。あまりに力を入れすぎると痛みを与えてしまうため、力加減に注意が必要です。後方の確認しづらい場所を刺激するため、ムチが馬のお尻に当たりっぱなしにならないよう気をつけましょう。

注意点

ムチへの反応は、馬によってさまざまです。あまり反応しない馬も、ムチを見るだけで驚くような馬も存在します。そのため、ムチへの反応を見ながら、まずは優しく使用することが大切です。初心者の方は、指導者にその馬の性格やムチの打ち方を指導してもらいましょう。また、中途半端にムチを打ってしまうと、馬が混乱して指示を聞けなくなってしまいます。指示がきちんと伝わるような状況でムチを使用するようにしましょう。

まとめ

今回は、乗馬におけるムチの役割や使い方について詳しくご紹介しました。初心者の方にとっては、バランスをとったり、馬に指示を出したりすることでいっぱいいっぱいという人も多いかもしれませんが、ムチを効果的に使用することで、より馬の動きがよくなります。馬に不快感や痛みを与えることがないよう、しっかりと使い方を学ぶようにしましょう。

静岡県賀茂郡にあります「天城ホースビレッジ」では、どなたでも気軽に乗馬をお楽しみいただけるよう、マンツーマンのレッスンをおこなっています。馬の感情を人間の感情に置き換え、よりコミュニケーションがうまくいくように、しっかりとサポートさせていただきます。敷居の低い金額に設定した会員制システムも、好評をいただいています。まずは、お気軽にご相談ください。ご予約はホームページの予約システムより24時間空き状況の確認と予約の申し込みが可能です。

当クラブでは、ムチの握り方、持ち替え方、使い方について1から丁寧に指導いたします。
どのような場面で、どのような意図をもって、どのような使い方をするかによって、馬との意思疎通がスムーズになります。いわば「アメとムチ」が使えなければ、ただの虐待になってしまいます。

基本的な考え方としては、ムチは「怒る道具」なので怒りたい時に使います。理不尽なく反応を要求しているのに馬が反応しないとき、又は不十分なときムチで怒ります。大切なのは何のために怒るのかということですが当クラブでは、褒めるために怒る。褒めれる状態になるまでしっかりと怒るべきと指導しています。