乗馬には年齢制限があるって本当?体重制限についても解説!

乗馬には年齢制限があるって本当?体重制限についても解説!

子どもと一緒に乗馬を楽しみたい、または定年後に新しい趣味として乗馬をはじめたいという場合に気になるのが、年齢制限についてではないでしょうか。実は、乗馬の年齢制限というのはきっちりと定められているわけではなく、体力や体調などが大きく考慮されます。今回は、乗馬クラブで設けられていることの多い年齢と体重の制限についてご紹介します。

乗馬の年齢制限は何歳?

乗馬の年齢制限は、何歳から何歳までと決まっているものなのでしょうか。ここでは、乗馬と年齢の関係についてご紹介します。

子どもは何歳からはじめられる?

乗馬クラブでは、大体小学1年生から受け付けているところが多くなっています。場合によっては、3歳や5歳からはじめられるクラブもあるようです。馬を手綱でコントロールするためには、ある程度の力が必要になるため、年齢だけでなく体力を考慮してはじめるのがオススメです。また、保護者と一緒であれば、首のすわっている赤ちゃんと一緒に乗馬を体験できるところもあります。

シニアは何歳まで挑戦できる?

趣味として乗馬をはじめるのには、遅すぎるということはありません。最近では、50代で新しい趣味として乗馬をはじめる人も増えています。また、リタイア後の60代からはじめる人も少なくありません。長く続けている方の中には、70代の方もいらっしゃいます。

とはいえ、ケガや落馬などのリスクは、若いときに比べて高まります。そのため、シニア世代の方が初めて乗馬をはじめる場合には、より丁寧な指導が必要です。シニア向けの乗馬クラブを選んだり、マンツーマンのレッスンを選んだりするのがオススメです。

子どもにもシニア世代にも乗馬がオススメの理由とは

ここでは、子どもにもシニア世代にも乗馬がオススメの理由についてご紹介します。

子どもに乗馬がオススメの理由

乗馬では、身体的な成長と精神的な成長が期待できます。身体的成長の中でも、とくに大きいのが、体幹を鍛えられるというメリットです。乗馬というと馬に乗っているだけというイメージが強いのですが、バランスをしっかりと保つ必要があるため、姿勢をよくしたり、体幹を鍛えたりすることが可能です。

また、馬との関わりの中で、馬の気持ちを思いやったり、馬の様子を理解したりすることを学ぶことができます。社会性や思いやりの心を育てるのにもぴったりです。

シニア世代に乗馬がオススメの理由

ロンドンオリンピックでは、法華津氏が71歳で出場したことからもわかるように、乗馬はシニア世代の人でも競技可能なスポーツです。乗馬をするときは、肩をしっかりと開いて遠くを見るのが基本なので、姿勢をしっかりと保ちながら体幹を鍛えることができます。正しい姿勢を身につけて肩こりを改善したり、腰回りの筋肉を鍛えて腰痛を改善したりという効果も期待できるでしょう。

また、乗馬クラブでは、同世代の仲間はもちろん、さまざまな年齢層の仲間との出会いが待っています。仕事も一段落し、新しいコミュニティで趣味を見つけたいという方に最適です。

乗馬には年齢制限ではなく体重制限がある?

乗馬には、年齢制限だけでなく、体重制限が設けられている場合もあります。事前に問い合わせて、確認しておきましょう。

体重制限について

体重制限については、各乗馬クラブでそれぞれの制限が決められていますので、一概にはいえませんが、基本的には馬の体重の20%から30%であれば問題ないとされています。

馬の体重は、その種類によって異なり、競走馬・乗馬に向いているのはサラブレッドという馬で、400kgから500kgです。馬の安全や福祉について考慮すると、体重に鞍や腹帯などの馬具を加えたすべての負担が、馬の30%に収まることが目安とされています。

また、初心者の場合には、力を上手に抜くことができずに馬の負担になってしまいます。このように、体重だけでなく、総合的な馬への負担を考慮することが大切です。

事前に乗馬クラブに確認しよう

乗馬クラブで体重制限を設けているところは、70kgから100kgとそれぞれに幅があります。また、場合によっては、男性は80kg、女性は70kgというように、性別で異なる体重制限を設定しているところもあるようです。これらの違いは、その乗馬クラブの馬の体重や状態によるものです。

乗馬をはじめてみたいけれど、公式HPに体重制限に関する記載がなく不安だという場合には、電話やメールで個別に問い合わせてみましょう。

軽いほうがいい?重いほうがいい?

競馬のジョッキーは、小柄な方が多いことから、乗馬のためには体重は軽ければ軽いほうがいいというイメージをおもちの方も多いのではないでしょうか。実は、乗馬用の馬は競走馬と違い、骨の成長が止まる6歳を超えているため、ジョッキーほど体重に神経質になる必要はありません。とはいえ、体重が重すぎると、馬に負担がかかってしまうだけでなく、騎乗している人にとっても体力的負荷がかかります。

しかし、障害馬術などの馬を弾ませる競技では、ある程度体重がある方が足に力が入りやすく有利に働くこともあります。体重については、あまり気にしすぎることなく、自分にあった馬がいるかどうか、問い合わせてみましょう。

まとめ

今回は、乗馬の年齢制限や体重制限についてご紹介しました。乗馬は、一人で手綱を動かせるようになる小学1年生くらいから70代の方まで、幅広い年代の方が楽しめるスポーツです。気になる体重制限にも、馬によって幅がありますので、ぜひ乗馬クラブに問い合わせてみましょう。

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