2023年05月01日

乗馬クラブのビジターとは?入会しなくても手軽に馬と触れ合えるシステムを解説

乗馬クラブのビジターとは?入会しなくても手軽に馬と触れ合えるシステムを解説

趣味で乗馬クラブに通う人が増えています。乗馬は馬との一体感や爽快感を得られるだけでなく、非日常を味わえるため、ストレス発散の効果も期待できます。しかし乗馬クラブは敷居が高く、なかなか足が向かないという人もいるでしょう。

費用面を気にするのであれば、ビジターとしての利用がオススメです。ビジターは、会員にならなくても乗馬クラブを利用できるのです。本記事では、乗馬クラブのビジターの特徴について詳しく解説します。

乗馬クラブのビジターとは

乗馬クラブの多くには、会員制とビジター制というものがあります。会員制は入会金・年会費または月会費と、レッスンを受けるのに毎回騎乗料を支払うのに対し、ビジターは会員にならなくても、騎乗料のみを支払えば乗馬クラブの利用が可能です。乗馬クラブの会員になるためには初期費用が高額になりがちで、ランニングコストも安くはありません。

ビジターは「乗馬をやってみたいけど、いきなり会員になるのは躊躇してしまう」という初心者にとって、乗馬クラブの敷居を下げて、気軽にレッスンを受けられるシステムです。1回のレッスンは30分~45分程度で、騎乗料をその都度支払えば、いつでも利用できます。乗馬クラブによって、騎乗料にレッスン料や乗馬保険が組み込まれている場合もあれば、すべて別に設定されていることもあります。

乗馬クラブでビジターを利用するメリット

会員ではなくビジターとして乗馬クラブを利用すると、つぎのようなメリットがあります。

自分に合った乗馬クラブを探せる

>乗馬クラブは初期費用が高額になることが多く、手軽な習い事とはいえないでしょう。また、数ある乗馬クラブごとで指導方針や馬場の広さ、クラブの雰囲気も異なります。何もわからない状態で入会するのは不安なうえ、自分に合わないと感じたら通うのもおっくうになりかねません。

そのようなときは、ビジターを利用するとよいでしょう。クラブの雰囲気や指導の仕方がわかり、何度か通えば、そのクラブのよさや不満点が見えてくるはずです。

馬と気軽に触れ合える

>ビジターでも、乗馬クラブに行けば、しっかりとレッスンを受けられます。会員のように毎週レッスンを受けるなどと頻繁に通うことはないため、身につく知識や技術は多くありません。しかし、気が向いたときにいつでもクラブに足を運んで、気軽に馬と触れ合いたいという人にはオススメです。

乗馬クラブでビジターを利用するデメリット

会員のようにさまざまな費用が必要ないビジターは、一見お得のように思われがちですが、ビジターの利用方法によっては、会員よりも損をしてしまう場合があります。以下の点に注意しましょう。

本格的に乗馬を習いたい人には不向き

>入会金や月会費を払う必要のないビジターは、自分の気が向いたときにいつでも乗馬レッスンを受けられます。その反面、毎週や毎月で熱心に通う会員と比べると、学習できる量が少ないのも事実です。月に一回や数か月に一回といったレッスンでは、なかなか上達は見込めません。

初期費用やランニングコストが不要という理由だけでビジターを利用すると、初心者では知識や技術があまり身につかないという難点もあります。

一回の騎乗料が会員よりも高額

>会員でも馬に乗るときは毎回騎乗料を支払うものの、それと比べるとビジターの騎乗料は高額に設定されています。したがって毎週ビジターで騎乗したり、月に数回通ったりすると、会員で利用するよりも高額になってしまうのです。そのため、何回も熱心に通うのであればビジターではなく、会員として乗馬クラブに入会するのが望ましいでしょう。

天城ホースビレッジでは月に4レッスン以上の利用から会員の方がお得になります。
自分で支度をして、自分で片付けが出来るようになると立派な「趣味乗馬」と言えますね。
あくまでもビジターは、入会前に数回通ったり、ときどき馬と触れ合うために足を運んだりという利用方法が向いています。

乗馬クラブでビジターを利用する際の上手な使い方

ビジターは会員と比較すると、低料金で馬と触れ合える魅力的なシステムです。しかし、低料金だからといってビジター制度を会員のように頻繁に利用することは、得策とはいえないでしょう。前述したように、ビジターでひと月に何度もレッスンを受けていては、結果的に会員よりも費用がかかってしまうからです。

そして、乗馬クラブによっては、ビジターの指導や馬の使用に制限を設けているところもあります。ビジターは、たまに馬と触れ合いたいというときや、旅行先で乗馬をしたいというときなどに適しています。また、気になる乗馬クラブが複数あるときに、ビジターレッスンで数軒回って体験してみるという使い方もできるでしょう。本格的に乗馬を学んで知識や技術を深めたいという人は、会員として利用することをオススメします。
天城ホースビレッジでは騎乗履歴証明書(レッスンログ)をビジター様にお渡しいています。継続の割引特典や久しぶりでも過去の記録を確認できます。10レッスン以上の騎乗で5級ライセンスの受験資格も発生します。

乗馬クラブではビジターも傷害保険に入る必要がある

馬は非常に臆病で敏感な動物です。普段温厚でも、突然驚いて予期せぬ行動をとることがあり、落馬やけがなどの事故につながる恐れがあります。馬の高さから落ちたり強い脚力で蹴られたりすると、場合によっては軽傷だけでは済みません。

天城ホースビレッジでは1日200円の傷害保険をよういしています。(死亡・後遺障害500万・入院日額3000円・通院日額2000円)乗馬クラブの多くでは騎乗料にあらかじめ保険料が加算されているか、別途料金が必要です。万が一の事故に備え、けがをしたあとの治療費などを保証してくれるものです。保険料は騎乗するごとに必要であるものの、200円前後と少額なため、加入しておくと安心でしょう。補償内容や保険金額などは、加入前に乗馬クラブに確認してください。

まとめ

ビジターは乗馬経験のない初心者にとっては、気軽にはじめられる入り口となり、経験者が久しぶりに乗馬をしたいというときにも利用できる便利なシステムです。一度きりの簡単な乗馬体験とは違い、その人のレベルに合わせた指導がおこなわれます。

ただし、乗馬クラブによっては経験者のみのビジターしか受け付けていないところもあるため、ホームページや問い合わせなどで確認をするとよいでしょう。ビジターで乗馬を経験して、新しい趣味のきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。

静岡県賀茂郡にある「天城ホースビレッジ」は“日本一敷居の低い乗馬クラブ”をモットーにしています。
ビジター料金だけで初心者からベテランライダーまで、マンツーマンでじっくりと指導をいたします。もちろん会員制度も敷居の低い料金設定でご用意しておりますので、本腰を入れて乗馬を学びたいというお客様にもぴったりです。会員限定イベントとして、定期的に開催している今井浜海岸での砂丘←砂浜外乗は、とても気持ちがよく人気のイベントです。

馬とのコミュニケーションを大事にし、馬の感情や気持ちが理解できるコツをわかりやすく指導しております。
馬の気配を感じながら素泊まりできる簡易宿泊施設では、天然温泉「千嶺の湯」(日帰り入浴も可)を貸し切りでご利用いただけます。

土、日、祝日のランチタイムはカフェも営業しておりますので、馬たちを眺めながら挽き立てのコーヒーを楽しんでみませんか。まずはお気軽にお問い合わせください。ご予約はホームページの予約システムより24時間空き状況の確認と予約の申し込みが可能です。